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どこでもでむ – LTE-M ってどうなの?

こんにちは、中の人CHOです。

ご存知の通り、サーキットデザインは特定小電力無線が得意な企業です。そんな会社が、なぜ LTE-M を出すのでしょう?

 

実際、920MHz, 429MHz, LTE-M を同時に試験したことがあります。当社に、920MHz, 429MHzの受信機を置き、車に、920MHz, 429MHz, LTE-Mの発信機を積んで移動してみました。LTE-Mの基地局はキャリア任せです。その時は、KDDIのSIMを使っていました。

山の方に向かうと、最初に通信ができなくなるのが920MHz、次に429MHz、最後まで通信できたのはLTE-Mでした。町中を移動すると、920MHzも通信できないわけではないですが、429MHzの方が良い成績でした。LTE-Mは、全く問題ありません。というのは言い過ぎでして、LTE-Mでも100%の通信が可能なわけではなく、実験中のパケット到達は90%ほどでした。

 

だって、基地局がそこらじゅうにあるんだから!ずるい!

単純な距離試験の比較は難しいです。

 

LTE-Mのデメリットは、SIM代がかかる、ところでしょうか。あと特定小電力無線に比べ電気食います。

どこでもでむLTE-M版を使うと、センサーがいきなりインターネットにつながります。この利便性は素晴らしいです。SIMはDOCOMO、KDDIとサポートしています。

 

ただ、センサー数が多くなるとSIM代の負担が多くなります。解決策としては、特定小電力無線で集約して、最後だけLTE-Mで上げる手法でしょうか。

 

特定小電力無線LTE-Mサポートしているどこでもでむ」が、お勧めです。