どこでもでむ IoT電気柵電圧監視システムつくってみた(アップグレード)
こんにちは 中の人CHOです。
ちょっと前に作成した「IoT電気柵電圧監視システム」ですが、福島県の南会津町 様より引き合いがあったこともあり、もうちょっとイイ感じにアップグレードしてみました。
仕組みとしては、GSSとGoogleサイトから専用サーバー&データベースに変更し、グラフや地図を出せるようにしました。さらに一定値を下回るとLINEで通知します。
詳しくは、こちら(サル被害対策向け:IoT電気柵電圧監視システムを福島県南会津町様と実証試験)をご覧ください。
今年は、長野県安曇野市でも雪が少なく(寒いのは寒いのですが)設置は比較的ラクでした。今回はジェネレーターに合わせて2か所に設置しています。
左の写真は設置風景ですが、電気柵を挟んで左が山側、右が畑や家がある市街地です。
たまたま現地にいた電気柵を管理しているメンテナンス委員の方とお話しができました。
立派な電気柵が山際に長距離にわたって設置されています。地元の人々が自分で設置したのだそうです。
電気柵があるからと言って問題がなくなるわけではなく、日々のメンテナンスがかかせないとこのこと。周りの雑木や下草はかなりきれいになっていました。
大きな猿は山の方から木を伝って飛び越えてしまうとか、小さな隙間があれば通り抜けてしまうとか、猿も学習するようで通りやすいところに集まるそうです。 設置につかっている単管パイプにも足跡が残っていて、通ったのがわかるのだそうです。
電気柵の電圧を監視するシステムを活用した獣害対策は、農業生産において非常に重要な役割を果たすと思います。今後も、LPWAとIoT技術を駆使した獣害対策の開発を進めようと思います。
話は変わりますが、電気柵をみつけても触らない方がいいですよ!とてつもなく痛いので!(経験者談)
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