MU-3 IN8/OUT8について
MU3-IN8 / MU3-OUT8のコンセプト
MU3-IN8/MU3-OUT8は8接点入出力ボードです。テレコントロールやFAなどで要求される連続的な接点制御が可能です。無線通信には産業用テレコントロールなどでも実績のあるSTD-302Zと同じ無線回路を使用した「MU-3」を使用しています。入力はフォトカプラ、出力はフォトMOSリレーを搭載し、高いアイソレーションと高容量負荷の接続が可能です。また入出力は端子台になっており簡単に配線が可能です。
ボード同士の通信だけでなくPCから制御することも可能です。PCから制御した場合、中継局を介した通信や、複数のボードを制御することも可能です。
必要に応じて429MHz帯、1216MHz帯をお選び頂けます。
MU3-IN8/MU3-OUT8開発の経緯
MUシリーズの8接点ボードがリリースされる前は、同じくシリアルデータ伝送が行えたSTD-402をベースに同様の製品がありました。当時はまだ2.4GHz帯を使ったKST2.4S/KSR2.4やNT-4M、NR-1のようなONの間ONを送る事ができるモメンタリ操作ができる製品が無かったため、STD-402のディスコン後にMU-1をベースにした同様の製品が開発されました。
周波数帯は429MHz、1216MHzがありますので、2つの周波数帯を組み合わせて双方向の通信を実現することも可能です。
マイナーチェンジ
終息部品対応のためIN8は2024年より、OUT8は2025年より新仕様になりました。
主な変更点はDC-DCコンバータ搭載により新たにDC +24Vに対応、主に高い電圧での消費電流が低くなりました。新・旧製品間での通信互換もありますので混在して使用することも可能です。
主な特長
- 8つの接点情報を連続制御可能
- 端子台により簡単に組込配線可能
- 自動CHサーチ機能
- フォトカプラで高アイソレーション
主な使用用途
- テレコントロール
産業用テレコントロール、昇降機制御、車両用リフト、FA - テレメトリ
警報接点信号取得、8ビット信号取得
- テレコントロール
製品ページ